Music

『オアシスからのメッセージ〜古都の朝靄』は、小久保隆が“時間の記憶”を音で描いた静謐な瞑想作である。
古都の朝を包む淡い霧、遠くの鐘の音、ゆっくりと目覚める街の息づかい——それらが繊細なシンセサウンドとともに融け合い、聴く者の心に静かな映像を結ぶ。
電子音と和的な響きが交錯し、過去と現在のあわいに漂うような感覚をもたらす。
それは、文明の記憶と自然の息吹が共鳴する“音の風景画”であり、時間そのものを聴く体験でもある。
本作はシリーズの中でも特に内省的で、日本的精神性が色濃く漂う。
音は祈りのように広がり、やがて霧が晴れるように消えていく——その瞬間、聴く者は自らの中に眠る古都を発見するだろう。
『古都の朝靄』——それは、音が時間を超えて心を澄ませる、静寂の詩である。
オアシスからのメッセージ〜古都の朝靄
1.朝 靄
2.草 の 庵
3.満月の木陰
1996
小久保 隆
テイチクエンタテインメント














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